投稿日:2025年4月22日|カテゴリ:米国株・投資戦略
今週の米国株、SOXLがまさかの急落…その背景とは?
2025年4月第4週のマーケットは、週初からSOXL(Direxion デイリー半導体ブル3倍ETF)の暴落で波乱のスタートとなりました。
前週比-15%以上の下落ということで、半導体強気派にとってはかなり痛手となっています。
背景には米長期金利の上昇とインフレ指標の強さがあり、利下げ期待の後退が市場に冷や水を浴びせた格好です。加えて、「パウエルFRB議長がトランプ政権から解任されるかもしれない」という憶測まで飛び出し、さらに市場は不安定に。
「パウエル解任説」はどこまで本当?
一部の報道で囁かれている「パウエル解任」。実際には憲法上かなりハードルが高く、今すぐ交代ということは考えにくいものの、金融政策への信頼が揺らぐニュースがマーケットに与える影響は無視できません。
短期的には金利関連銘柄(特に金融系ETFや債券ETF)にも影響が出る可能性があります。トレーダーはこの手のニュースに対して過剰反応する傾向があるので、狼煙売り(のろしうり)も発生しやすい状況です。
今週の経済イベントで注目すべきポイント
- 4/23(水)米PMI速報値(製造・サービス)
- 4/25(金)米PCEデフレーター(FRBが注目する物価指標)
- 大手テック企業の決算発表(TSLA, METAなど)
今週の注目はインフレ指標とテック決算。これらが市場のセンチメントを左右するカギになります。
特にMETAやTSLAの動向は、SOXLの反発のカギにもなるため要チェックです。
個人的に注目している戦略:新NISA × SOXLは今が仕込みどき?
結論から言うと、「SOXLは今こそ新NISAで買い下がるタイミング」だと思っています。
半導体は長期的なテーマ株であることに変わりはなく、むしろこの下落はチャンスです。
ただし、3倍レバレッジETFはボラティリティが高いので、つみたて枠ではなく成長投資枠で管理するのが吉。タイミング分散のドルコスト平均法で拾っていく戦略をとっています。
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まとめ:混乱の週にこそ、個人投資家は冷静に
今週はSOXLの急落やパウエル議長の話題、新NISAの使い方など、話題に事欠きません。
こういうときこそ狼煙売りに振り回されず、ロジカルに積み上げていく姿勢が大切だと感じています。
投資は自己責任ですが、「情報に踊らされず、長期目線で自分の軸を持つ」ことが成功への近道です。今週も、良い相場を。
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この記事はあくまで筆者の個人的な意見であり、投資を推奨するものではありません。ご自身での調査・判断をお願いします。