2025年5月22日、ビットコインがついに11万ドルの大台を突破しました。SNSや投資家界隈では大きな話題となっていますが、意外にも日本円換算では過去最高値ではないんです。この記事ではその理由や背景を初心者でもわかりやすく解説していきます!
ビットコインが11万ドル突破!史上最高値を更新
今回の急騰には以下のような要因が重なっています:
- ムーディーズによる米国債の格下げ
- 米ドルの下落(ドル安)
- 機関投資家の資金流入
- テック株の回復(ナスダック指数が30%上昇)
- JPモルガンがビットコイン投資を容認
- CoinbaseがS&P500に採用
特に注目は、JPモルガンCEOのダイモン氏が顧客にBTC購入を認めた点。長年の“懐疑派”の姿勢を変えたことが市場心理を大きく動かしました。
円建てで見ると過去最高ではない理由とは?
「ドルでは過去最高でも、円では違う?」という疑問、実は正解です。
円換算では過去最高を超えていない
ビットコインの価格はドルで見れば上がっていますが、円高の影響で、日本円換算では2021年の最高値(1BTC=約800万円)に届いていません。
簡単に計算してみましょう。
- 現在:110,788ドル × 150円 ≒ 1,661万円
- 2021年:69,000ドル × 115円 ≒ 793万5000円
ドル建てでは2025年が上ですが、当時の円安ドル高がビットコイン円価格を押し上げていたんですね。
今は買い時?それとも様子見?
「このタイミングで買っていいの?」と迷う方も多いでしょう。
結論から言えば、短期トレードはハイリスクですが、長期投資なら検討の価値ありです。
今は「半減期」の翌年にあたる年で、過去の傾向から上昇局面になりやすいとされています。また、伝統的金融機関の参入もあり、ビットコイン市場は安定性を増しつつあります。
✔ 少額からのドルコスト平均法(積立投資)がおすすめ!
初心者が取るべき3つの行動
- 信頼できる情報を集めよう(公式発表、金融ニュース、専門家のSNSなど)
- 少額からの投資を検討(いきなり全額ではなく、月1万円からでもOK)
- 為替の影響も意識(ドル建てと円建てで価値が変わることを理解)
これらを意識することで、仮想通貨投資のリスクを抑えつつ、堅実な運用ができます。
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まとめ|“通貨の不安”がビットコインを後押し
ビットコインの高騰は、単なる投機的バブルではなく、金融不安・ドル安・半減期・制度整備といった複合要因によるものです。
ただし、日本円ベースでは過去最高を超えていないなど、「為替の壁」があることも覚えておきましょう。
今後も仮想通貨市場は成長が見込まれますが、焦らず、計画的に投資していくことが大切です。
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