公開日:2025年6月7日|更新日:2025年6月7日|
ついにこの瞬間がやってきた――
小田凱人(おだ・ときと)、全仏オープン3連覇達成!
車いすテニス界に燦然と輝く新たな記録が誕生した。
2023年、2024年、そして2025年。全仏オープン車いすテニス男子シングルスを3年連続で制したのは、史上2人目。そう、あの“レジェンド”国枝慎吾以来の偉業なのだ。
小田凱人とは?車いすテニス界の超新星
「小田凱人ってどんな選手なの?」と思ったあなた。
一言で言うなら「10代にして世界ランク1位の最年少チャンピオン」。
愛知県出身、19歳。小学校6年で骨肉腫を患い車いす生活となったが、中学入学と同時に車いすテニスに出会い、わずか数年で世界トップへ。
そのプレースタイルは、パワフルかつ緻密。
相手の隙を突く戦術眼と、フィジカルの強さで世界を制している。
全仏オープン2025・男子シングルス決勝:小田 vs ヒューエット
決勝の舞台はフランス・パリ、ローラン・ギャロス。 対するは世界ランク2位のアルフィー・ヒューエット(イギリス)。 この2人は、今や“世界最高峰のライバル関係”と呼ばれている。
【スコア】6-4, 7-6(8-6) 小田のストレート勝利!
第1セットでは、小田が序盤から攻めの姿勢。2度のブレークでリードを広げるも、ヒューエットに2度のブレークバックを許して追いつかれる。
それでも第9ゲームで勝負を決めるブレークに成功し、6-4で先取!
第2セットはまさに死闘。お互いに譲らぬ展開の中、小田が第3ゲームでブレーク。その後もブレーク合戦となるが、最後はタイブレークを8-6で制し、見事勝利!
「過去最高のパフォーマンスだった。ヒューエットとの試合はいつも刺激的。勝てて本当にうれしい」
― 小田凱人 試合後インタビューより
3連覇の快挙!国枝慎吾に続く伝説の系譜
今回の優勝で、小田凱人は四大大会5度目の優勝。
さらに全仏3連覇は、あの国枝慎吾に続く史上2人目という偉業。
ちなみに国枝慎吾は、四大大会通算28勝を誇る車いすテニス界の“GOAT”。
小田は、その背中を確実に追い、いずれは並ぶ存在になると確信している。
小田凱人のここがスゴい!3つの勝因
- 冷静なメンタル:劣勢でも顔色一つ変えず、粘り強く戦う姿勢
- 戦術の引き出し:相手によってプレースタイルを柔軟に変える適応力
- フィジカル強化:年々スピードとパワーが向上し、体幹の強さが段違い
しかもまだ19歳。
これから10年、いや15年は世界トップに君臨してもおかしくない。
小田凱人の次の目標は?
2025年後半には全米オープン、そして注目はパリ・パラリンピック。
「パラでも金メダルを」と語る小田の目は、すでに次のステージを見据えている。
もしかすると近い将来、年間グランドスラム(四大大会全制覇)の快挙も見られるかもしれない。
まとめ:小田凱人は“今、最も世界に近い日本人アスリート”だ
車いすテニスの歴史に、新たな1ページが刻まれた。
小田凱人の全仏オープン3連覇は、スポーツ界にとっても大きな希望と刺激を与えるもの。
彼が描く未来図に、限界はない。
国枝慎吾を継ぐ者から、やがて“超える者”へ――
次に目撃する歴史の瞬間に、あなたもぜひ立ち会ってほしい。
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